◆ 静脈 ◆

毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。
構造は動脈と同じだが、かかる血圧が低いため、動脈に比べると壁は薄い。
逆流防止のために静脈弁がついている(主に四肢)。
身体の外側にある事が多く、皮膚と筋肉の間に透けて見える事がある。
そのため採血の際の採取口としてよく使われる。
静脈が青く見えるのは、血が青いのではなく、ヘモグロビンが酸素を放出し、
暗い赤色となっている事と、光の波長の問題で血液の青色成分のみが皮膚から透けて見えるため。